文化遺産保全_柳久保小麦

2020年6月15日 (月)

柳久保小麦の刈り入れしました!!

東京地方が梅雨入りする直前の6月6日、朝から柳窪の奥住農園に、当会会員、
小麦サポーター、地域の学校の先生や保育園の保母さんとそのご家族等、
総勢18人が集まり、今回は機械を使わず、昔ながらの鎌を使っての手刈り作業で、
丁寧に作業を進めました。
参加人数が多かったため、2時間と少しでこの日の作業を終え、更なる乾燥を
待つことにしました。


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       お疲れ様でした


10日後、梅雨の晴れ間を狙って、積み上げて置いた穂先をコンバインに投入し、
脱穀作業は4人で終了。
更に清瀬の畑に移動して、ごく短時間のうちに今年の刈り入れから脱穀までの
すべての作業を終えることが出来ました。
収穫量は昨年と同量かやや少ない350キロ程度になるものと思われます。
製粉までにはまだいくつかの工程を経なければなりませんが、来年にはうどんや
お菓子、パンなどとして市民の皆様のお口に届けられることでしょう。


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      柳久保小麦の刈り入れ作業


柳久保小麦の栽培は、秋(11月)に種をまき、梅雨(6月)の晴れ間に刈り入れを
するのが恒例となっています。
種まきの後、麦踏みを2~3回、あとは刈り入れ、脱穀です。
今は、ほとんど機械化されていますので、鎌で刈る作業ができ、貴重な体験の場です。
来年ご一緒に柳久保小麦の麦踏みや刈り入れ体験してみませんか?



活動に参加ご希望の方は、下記までご連絡お願いいたします。

  連絡先: 郡司恒夫 090-4136-9372

 

 

2019年5月31日 (金)

柳久保小麦うどん打ち勉強会に参加して

2019年3月23日(土)9:00~ 柳窪天神社の社務所をお借りし、
東久留米うどんの会の皆様にお手伝いいただき、柳久保小麦と北海道産小麦の
うどんの味比べをしました。

常日頃、柳窪見学会で柳久保小麦の説明をしていますが、実際の味をまだ知らない
会員がいるということで、勉強会を開催したものです。

うどんの会の皆様は12名、我々生徒は9名で、ほとんどマンツーマンで丁寧に教えて
いただきました。

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作り方ですが、うどんは非常に繊細で、気温・湿度で水の量を変える必要があり、
微妙な調整をしながらボールの中で混ぜ、一つにまとめました。
その後、床に敷物を敷き、まとめたうどんを置き、その上に厚いビニールをかぶせ、
足で何度も踏みました。踏んでは折り畳み、踏んでは折り畳みを何回か繰り返しました。

次はまとめた生地を伸ばす作業です。綿棒で厚み4㎜に伸ばすのですが、平均に力を
入れたつもりでも厚みが一定せず、先生に助けていただき、折りたたんで切る段階まで
行きました。4㎜幅に切るのですが、それがまたうまく切れません。
ちょっと不ぞろいのうどんになってしまいましたが、ご愛敬です。
これは自宅へのおみやげになりました。

柳久保小麦はグルテンが多く含まれ、素人が作るのはたいへんということで、
北海道産の小麦と半々のを作り、味比べには、前日うどんの会の方々が、
柳久保小麦100%のをつくりおきしてくださったのをいただきました。

柳久保小麦のうどんは独特の風味があり、歯ごたえもよく、おつゆも出汁が効いて
いてとてもおいしかったです。
それに比べると、北海道産と半々のは風味はほとんどないですが、つるつると
のど越しが抜群でした。風味と歯ごたえか、のど越しか…
各人の好みですが、私は断然柳久保小麦のうどんが好きです。

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これから自信を持って柳久保小麦のうどんのおいしさを紹介できると、会員同士
納得し合いました。

東久留米のうどんの会の皆様、ご協力どうもありがとうございました。そして、
当会会員でもあり、うどんの会会員でもある中村さん、至れり尽くせりの会に
していただき、心より感謝いたします。
 

 

 

2018年11月29日 (木)

柳久保小麦 種まきそして発芽!!

2018年11月13日 9時から、奥住農園の種まきを開始しました。
参加者は、奥住ご夫妻、今回初めての参加者を含め計10人。

作業は事前に整地された畑で、少し太めの縄ロープを二人で交互に
引っ張り合い、縄の跡目を付け、その跡目に沿って小麦の種が入った
ローラーを転がしていくというものです。

柳窪での作業は開始からおよそ1時間で終了し、その後清瀬に移動し、
柳窪の1.5倍の広さの畑作業を11時半までに終了し、予定していた種まきを
すべてを終了しました。




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        お疲れ様でした!



柳久保小麦の種まきを終えて15日目、きれいに発芽しました。


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       お行儀よく並んだ芽

年が明けると、麦苗の成長を見ながらの麦踏み作業が待っています。
霜で持ち上がった苗を踏んで、地面に落ち着かせる作業です。
この作業を23回繰り返します。
麦栽培の懐かしい恒例の作業です。
その頃は寒風吹きすさぶ冬真っ只中かも知れません。


柳久保小麦の、種まき・麦踏み・刈り取り 等、お手伝いしてみたいという方は、
 
是非ご一報ください。
 
但し、これらの作業はおおよそいつ頃というご案内は出せますが、
 
何しろお天気と相談なので、明日とかあさってとかのお知らせになります。 

 柳久保小麦の他、果物(梨・ぶどうの摘果、袋かけ、収穫等)の援農も実施
して
 いますので、ご希望の方は下記までご連絡ください。
 
登録後、作業日等詳細をお知らせいたします。

(援農 連絡先) NPO法人 東久留米の水と景観を守る会

        (柳久保小麦)  中村 岩弘  090-6036-8938   
                 (果物)       黒田 敏夫  080-5192-9792

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年6月 7日 (木)

柳久保小麦収穫しました!!

6月4日(月)午前9時から、東久留米市柳窪「奥住農園」の小麦の刈り入れが
行われ、奥住家とサポーター合わせて13人が参加しました。
午後からは、同清瀬農園の刈り入れも7人で行い、総面積約40a(4000㎡)に
たわわに実った「柳久保小麦」などすべての収穫を終えました。
収穫後、乾燥機で、また天日干しでしっかり乾燥し、保冷庫にて保管します。
加工する直前に粉にし、加工工場に送られ、おまんじゅう、パン、かりんとう等
に変身します。



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    たわわに実った柳久保小麦



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           まさに麦秋



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           いざ!麦刈りへ

2016年6月13日 (月)

\(^o^)/今年も柳久保小麦 収穫しました!!

6月2日(木)と8日(水)の2日間、当会会員などがサポーターをしている市内柳窪の
奥住農園で、今年も柳久保小麦などの収穫期を迎え、奥住家のご家族と共に
収穫と脱穀の作業を行いました。
降雨のため順延の日もありましたが、作業に参加した人は、2日が8人(午後3人)、
8日が11人(午後3人)、延べ25人のサポーターが駆けつけて、初夏の太陽を
いっぱい浴びながら、爽やかな汗をかきました。


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昨年11月に種をまき、12月、今年1月、3月の3回麦踏みを行いました。
小麦はその後順調に生育し、たわわに実った穂から採れた収量(埼玉県産の
新種を含む)は昨年を上回ったとか。
これからは奥住家の庭先で電気と天日による乾燥作業を経て、蔵で静かな
ひとときを過ごし、熟成を待ちます。
食材に加工され、私たちが賞味できるのは年の暮れ。
その日が待たれます。
東久留米には里唄、「来梅の麦蒔き唄」が伝わります。

ー 秋蚕しもたらヨ- 麦を蒔かにゃならぬ。祭り支度もせにゃならぬー

あと半年もすれば、来年の収穫に向けて種まきの季節がやってきます。
サポーターのみなさん、ご協力ありがとうございました! 


2016年1月16日 (土)

柳久保小麦サポーター忘年会(お餅つき)

2015年12月24日(木)、柳久保小麦を復活した奥住和夫さん宅で、
恒例の忘年会のお餅つきをしました。

柳窪1丁目でバスを降り、奥住さんの畑に寄り、まずは柳久保小麦に
ご機嫌伺いです。
11月17日に種まきし、12月17日に第1回目の麦踏みをしました。
この日も小麦は元気いっぱいに緑の葉を伸ばしていました。
あと2回位麦踏みをし、6月には刈り取りをします。

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9:30頃奥住さん宅に着くと、既に和夫さん初めご家族が、臼や杵やかまどを
準備中でした。
サポーターも徐々に集まりました。
参加者は、奥住さんご夫妻、長女の弘子さんご夫妻の他、サポーター10名でした。

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和夫さんは、86才とは思えない力強さです。

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私もあんこを煮たり、大根をおろしたり、準備にとりかかりました。

つき立てのお餅のおいしさは格別です。

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のし餅も作ってくださりおみやげにいただきました。
市販のお餅と違い、こしとねばりが絶品です。

おいしいお餅をいただき、皆で今年の柳久保小麦の無事収穫を祈願しました。

奥住和夫さんとご家族に感謝いたします。

2015年7月12日 (日)

今! 柳久保小麦 熟成のとき

6月末、奥住家では、今年収穫した柳久保小麦の機械乾燥を終えて、最後の作業
とも言うべき天日干しが行われました。
こうした光景は、少なくとも市内ではもう見ることの出来ない貴重なものとなって
きました。


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このあと紙の袋に詰めて蔵の中に入れられ、11月ごろまでゆっくりとした
熟成の期間を経て、やがて食となって行きます。
おいしいうどん。早く食べたいで~す。


2015年6月14日 (日)

\(^o^)/柳久保小麦脱穀終了!!

東久留米の特産品、柳久保小麦の種をまいたのは昨年11月。
あの日から半年が過ぎ、柳窪の奥住和夫農園ではいよいよ小麦生産の最終段階に
入りました。
東京もすでに梅雨入りし天候が不安視される中、貴重な晴れ間を利用して、
去る11日に脱穀作業を行いました。


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急な呼びかけにもかかわらず都合をやりくりして駆け付けたサポーターは7人。
奥住さんの適切なアドバイスと全員のテキパキした働きにより、正午には脱穀の
作業を終えました。
今後は、天日と機械乾燥を経て、粒のまま熟成を待ちます。
柳久保小麦で作られた美味しい食品に出会えるのは11月末頃からです。



2015年6月 8日 (月)

\(^o^)/今年も柳久保小麦 収穫しました!!

5月29日(金)、柳窪の奥住和夫氏の小麦農園では、東久留米市内トップをきって、
今年1回目の柳久保小麦の刈り取りが行われました。


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今にも雨が降り出しそうな曇天の中、早朝から駆け付けたサポーターら10人に
よって作業が進められました。
柳久保小麦は穂が長く、かつてはその利点を生かして屋根材としても重宝がられ
ましたが、今では刈り取る前に穂が倒れてしまう弱点がスムースな作業の流れを
困難にしています。


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倒れた穂は機械による刈り取りが出来ませんので、人の手に頼ることになります。
この日も、機械刈りと手刈りの両方で刈り取りが行われました。


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例年は6月に入ってからの刈り入れとなりますが、今年は一部の耕作地でその時期が
早まりましたのでこの日の作業となりました。

小麦刈り入れの後半を6月6日に行うことにしていましたが、あいにく予報は朝から雨。
急きょ予定を繰り上げてその前日とし、残っていた柳久保小麦全ての刈り入れを終え
ました。
刈り取られた穂は現在、畑の片隅で天日乾燥されています。


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6月中ごろには脱穀の作業が行われます。
呼びかけに応じてサポーターの皆さんがまた大勢応援に駆け付けて下さるでしょう。

2014年12月28日 (日)

<柳久保小麦> 種まき~お餅つき

今年も柳久保小麦の種まきの季節がやってきました。
第一回が11月14日(金) サポーター8名参加 奥住さんの柳窪の畑、
第二回が11月18日(火) サポーター4名参加 奥住さんの清瀬の畑、
で夫々行われました。
二日とも天気に恵まれ、順調に作業が進みました。

種まきと一口に言っても、作業は何段階もありました。
1.畑を耕す。(2回)
2.うねを作る。
3.肥料を撒く。
4.土をかける。
5.牛引きをする。(小さな土のうを引っ張り地面を平らにする)

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6.種まき機で種をまく。

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7.土をかける。

やってみて、初めて農業の大変さがわかりました。
一つ一つの作業をきちんとしないと、次の作業にも、生育にも、
収穫にも影響するので、いいかげんにはできません。
種をまいて土をかけるにしても、種が見えたら鳥に見つかって
食べられてしまうそうです。
種が見えないように、きちんと土をかけねばなりません。


12月19日、お餅つきの日、奥住さんの家に行く前に畑に寄って
見たところ、こんなに元気に麦が育っていました。

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奥住さんの家で、恒例のお餅つき(忘年会)です。
サポーターのために毎年奥住さんが朝早くから準備をしてくださり、
一緒にお餅をつきます。

これが本当の「昔とった杵づか」でしょうか。
みなさん上手です。
でも、奥住さんが杵を持ったら右に出る人はいません。

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奥住さんの庭で、かまどに薪をくべながらもち米をふかし、
臼と杵でつくお餅の味は格別です。
おいしいお餅をおなかいっぱい食べ、皆満足そうでした。

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新年1月には一回目の麦踏みが待っています。


3年前、麦踏みが一度してみたいと思って誘われて入った
「東久留米の水と景観を守る会」は、麦踏みだけでなく、たくさんの
楽しみを経験できる会でした。

来年も、ボランティアをしつつ、いろいろな楽しみを味わいたいと思います。
麦踏みをしてみたい あなた! 一緒にやりましょう。
是非ご連絡ください。


<連絡先>
〒203-0033
  東久留米市滝山3-1-2-201      Tel. 042-472-6648
  NPO法人 東久留米の水と景観を守る会 代表 佐藤雄二

  
 

 

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