ご報告\(^o^)/4/27 柳窪見学会2019春
2019年4月27日(日)、1年ぶりの柳窪見学会が催されました。
昨年秋は大型台風接近のため、前日に中止となりました。
毎年 年2回、春と秋の天神社のお祭りに合わせて開催する柳窪見学会は、
柳窪を皆さんに紹介する大切な機会です。
参加者は65人、町田市、八王子市、福生市、青梅市など、遠くは静岡の藤枝市
からおいでいただきました。
午前4班、午後2班に分かれて、江戸末期から明治初期、中期にかけて建てられた
民家5軒を巡りました。
あいにくの曇り空、途中ぽつりぽつり雨が落ちてきて心配しましたがすぐにやみ、
1日どうにか降られずに見学会ができました。
春は新緑の季節、柳窪の木々の緑がきれいでした。
柳久保小麦畑
最初に立ち寄ったのは柳久保小麦の畑、今年は寒さや風で成長が不ぞろい
でしたが収穫期の6月には草丈もそろってくるとのことでした。
ケヤキの小道は柳窪集落の入り口、ここで「緑の島、柳窪」についてお話し、
1軒目の「奈良山野崎家」へ。
屋敷林、主屋、土蔵、前庭の大きな鯉のぼりが目をひきます。
ここでは当主のお孫さんにあたる林太郎さんがお話してくださいました。
お話は楽しくわかりやすく、何といってもここに暮らしている方のお話なので
見学の皆さんがたいへん喜ばれていました。
奈良山野崎家
野崎家の裏門へとすすむと「柳窪ばやし」が聞こえてきました。
子どもたちが曳く山車が見えました。
続いて2軒目の「宇兵衛」広い前庭、屋敷林、主屋と2棟ならんだ土蔵 赤い庇が
連なってきれいです。
唯一残る蚕室を見学し、黒目川へ。遊歩道を進み、「橋端」へ、水がないのが
残念です。
昔の自由学園の生徒さんのスケッチを見ると茅葺き屋根で、同じ建物とは思えない
モダンな姿です。
天神前新家でも自由学園のスケッチがあり、昔の姿を思い描くことができます。
天神前村野家(国の登録有形文化財)は、東久留米では一番古く江戸時代の建物、
唯一残っている茅葺き屋根の民家です。
めずらしい、クマガイソウを見ることもできました。
新芽がきれいな茶畑には大きな鯉のぼりが泳いでいました。
柳窪ばやし
午後の部は天神社で「柳窪ばやし」の鑑賞があります。
「おひねり」のご案内をしたので皆さん用意してくださり、特に最後の白狐の登場
ではおひねりが飛びかい、盛り上がりました。
村の中心 天神社、こうして昔も村人たちが集まり楽しんだのでしょう。
四君子亭でお茶を一服、アンケートを書いていただきました。
「武蔵野の面影を今に伝える柳窪」に初めての方もリピーターの方も大変喜んで
いらっしゃいました。地元の皆さまのご協力に感謝します。
秋の柳窪も素敵です。秋の見学会にぜひおいでください。
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