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2019年5月

2019年5月31日 (金)

ご報告\(^o^)/4/27 柳窪見学会2019春

2019年4月27日(日)、1年ぶりの柳窪見学会が催されました。
昨年秋は大型台風接近のため、前日に中止となりました。
毎年 年2回、春と秋の天神社のお祭りに合わせて開催する柳窪見学会は、
柳窪を皆さんに紹介する大切な機会です。
参加者は65人、町田市、八王子市、福生市、青梅市など、遠くは静岡の藤枝市
からおいでいただきました。
午前4班、午後2班に分かれて、江戸末期から明治初期、中期にかけて建てられた
民家5軒を巡りました。
あいにくの曇り空、途中ぽつりぽつり雨が落ちてきて心配しましたがすぐにやみ、
1日どうにか降られずに見学会ができました。
春は新緑の季節、柳窪の木々の緑がきれいでした。

Photo    
           柳久保小麦畑

最初に立ち寄ったのは柳久保小麦の畑、今年は寒さや風で成長が不ぞろい
でしたが収穫期の6月には草丈もそろってくるとのことでした。
ケヤキの小道は柳窪集落の入り口、ここで「緑の島、柳窪」についてお話し、
1軒目の「奈良山野崎家」へ。
屋敷林、主屋、土蔵、前庭の大きな鯉のぼりが目をひきます。
ここでは当主のお孫さんにあたる林太郎さんがお話してくださいました。
お話は楽しくわかりやすく、何といってもここに暮らしている方のお話なので
見学の皆さんがたいへん喜ばれていました。

Photo_1 
           奈良山野崎家

野崎家の裏門へとすすむと「柳窪ばやし」が聞こえてきました。
子どもたちが曳く山車が見えました。
続いて2軒目の「宇兵衛」広い前庭、屋敷林、主屋と2棟ならんだ土蔵 赤い庇が
連なってきれいです。
唯一残る蚕室を見学し、黒目川へ。遊歩道を進み、「橋端」へ、水がないのが
残念です。
昔の自由学園の生徒さんのスケッチを見ると茅葺き屋根で、同じ建物とは思えない
モダンな姿です。
天神前新家でも自由学園のスケッチがあり、昔の姿を思い描くことができます。
天神前村野家(国の登録有形文化財)は、東久留米では一番古く江戸時代の建物、
唯一残っている茅葺き屋根の民家です。
めずらしい、クマガイソウを見ることもできました。
新芽がきれいな茶畑には大きな鯉のぼりが泳いでいました。

P4271676-2 
           柳窪ばやし

午後の部は天神社で「柳窪ばやし」の鑑賞があります。
「おひねり」のご案内をしたので皆さん用意してくださり、特に最後の白狐の登場
ではおひねりが飛びかい、盛り上がりました。
村の中心 天神社、こうして昔も村人たちが集まり楽しんだのでしょう。

四君子亭でお茶を一服、アンケートを書いていただきました。
「武蔵野の面影を今に伝える柳窪」に初めての方もリピーターの方も大変喜んで
いらっしゃいました。地元の皆さまのご協力に感謝します。
秋の柳窪も素敵です。秋の見学会にぜひおいでください。

 

 

 

柳久保小麦うどん打ち勉強会に参加して

2019年3月23日(土)9:00~ 柳窪天神社の社務所をお借りし、
東久留米うどんの会の皆様にお手伝いいただき、柳久保小麦と北海道産小麦の
うどんの味比べをしました。

常日頃、柳窪見学会で柳久保小麦の説明をしていますが、実際の味をまだ知らない
会員がいるということで、勉強会を開催したものです。

うどんの会の皆様は12名、我々生徒は9名で、ほとんどマンツーマンで丁寧に教えて
いただきました。

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作り方ですが、うどんは非常に繊細で、気温・湿度で水の量を変える必要があり、
微妙な調整をしながらボールの中で混ぜ、一つにまとめました。
その後、床に敷物を敷き、まとめたうどんを置き、その上に厚いビニールをかぶせ、
足で何度も踏みました。踏んでは折り畳み、踏んでは折り畳みを何回か繰り返しました。

次はまとめた生地を伸ばす作業です。綿棒で厚み4㎜に伸ばすのですが、平均に力を
入れたつもりでも厚みが一定せず、先生に助けていただき、折りたたんで切る段階まで
行きました。4㎜幅に切るのですが、それがまたうまく切れません。
ちょっと不ぞろいのうどんになってしまいましたが、ご愛敬です。
これは自宅へのおみやげになりました。

柳久保小麦はグルテンが多く含まれ、素人が作るのはたいへんということで、
北海道産の小麦と半々のを作り、味比べには、前日うどんの会の方々が、
柳久保小麦100%のをつくりおきしてくださったのをいただきました。

柳久保小麦のうどんは独特の風味があり、歯ごたえもよく、おつゆも出汁が効いて
いてとてもおいしかったです。
それに比べると、北海道産と半々のは風味はほとんどないですが、つるつると
のど越しが抜群でした。風味と歯ごたえか、のど越しか…
各人の好みですが、私は断然柳久保小麦のうどんが好きです。

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これから自信を持って柳久保小麦のうどんのおいしさを紹介できると、会員同士
納得し合いました。

東久留米のうどんの会の皆様、ご協力どうもありがとうございました。そして、
当会会員でもあり、うどんの会会員でもある中村さん、至れり尽くせりの会に
していただき、心より感謝いたします。
 

 

 

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